はじめてのかたへ   不思議な図形との出会いが探究の道に誘う

楽器製作(ヴァイオリン ヴィオラ、チェロなど)、東洋医学、数学を フォノグラムをキーワードに研究しております。フォノグラムとは「音の図形」という意味です。

violin phonogram
ストラディヴァリに代表されるヴァイオリンの名器 その製作法は未だ謎に包まれたままであります。 現在のほとんどの製作者は 名器の正確なコピーを造るにとどまり その秘密を探ろうとはしていません。実は ヴァイオリンのあの美しい形は音が決めた形だったようなのです。 共鳴版の音を全面にわたってそろえると 自然とあの形になってしまうのです。 音がそろっていく過程が フォノグラム(音図)に現れます。また 人間は いわば動く楽器です。 皮膚を叩けば音が出ます 皮膚上の音の分布をフォノグラムで調べます。 すると これが東洋医学にある経絡に一致するようなのです。

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過去 数年にわたり 多くの方のお体を診てまいりました。経絡理論の古典に黄帝大経「素問」というものがありますが フォノグラムこそが経絡の実態であると確信するようになりました。
また フォノグラムを幾何学的に解析していきますと そこには非常に豊富な数学的構造が浮かび上がりました。(はじめに私が興味を持ったのはここでした。)
また いろいろなフォノグラムのパターンを見ていきますと 古代の文様 世界のあらゆる文化に見られる模様 宗教的シンボルなどを髣髴とさせるものが多く見られます。
まるで 古代の人たちは このフォノグラムを知っていたかのようです。
現代人が忘れてしまった人間が本来持っていたはずの能力なのかもしれません。
フォノグラム(音の図形)をキーワードに研究を進めていきますと このように一見まったく関係のないものが 意外なつながりを見せ、新しい知見を得ることができます。
昔から、ヴァイオリン制作研究は科学 芸術 魔法が衝突する「場」であるといわれてきました。まさに“フォノグラム”こそが、この「場」そのものであると思われます。
始めは これが何なのか 自分が何をしようとしているのかさえわからない状態で フォノグラムの世界をひたすら泳いでいる状態が続きました。本当に 不思議の国に落ちてしまったアリスのようでした。

かつて 人類は夜空(宇宙)を眺めているだけの時代がありました。眺めているだけの星空を はじめて“理解”という形に変えたのがケプラーです。
そうして 人類は “理解”することが出来る領域を広げていきました。これが“科学”です。
フォノグラムの世界も 始めは眺めるだけでした。長いこと観察しているうちに法則性があることに気付きました。 そしてそのような法則をまとめ上げる言葉が必要になってきます。その言葉が“数学”です。ひょっとしたら フォノグラムを記述するための数学はまだ用意されていないかもしれませんし、もうすでに用意されていて気付かないだけかもしれません。 最終的には フォノグラムという現象を 厳密な数学表現にするというのも目標の一つです。ひょっとしたらこのような取り組みから新しい数学が生まれるかもしれません。
ブログを読んでいただけたらお解かりいただけると思いますが、フォノグラム研究は暗に“超能力”を含んでいます。ちまたでは「気」や「オーラ」と呼ばれているものです。(かなり誤解された形ではありますが。)
このような研究は大学の研究機関では歓迎されません。フォノグラムの研究に人生をかけようと思った私は、そのようなところに属さず 独自の道を選びました。
実際 自分でも「これは単なる自分だけの思い込みではないのか?」「なにか幻を視ているだけなのか?」といつも自分自身を疑ってまいりました。

2015-01-10 23.07.41
でもこれが 幻ではないことは フォノグラムを利用すれば 美しい楽器が勝手に出来てしまうという事実 怪我や病気を治すことが出来るという事実が証明しています。
またこうした事実を認めますと、「科学」とはなにか?「人間」とは何か?「生きる」とは何か?ということを問い直すことになります。
この研究は 未来の人間の可能性についてのものです。同じことかもしれませんが、現代人が忘れてしまった超古代の知恵です。人間にしか出来ないこと、人間だからこそ出来ることを追及してきた研究の成果であります。
混迷を極める21世紀、いよいよ人類はターニングポイントに差し掛かってきたと思われます。このような変化の時代に一石を投じるべくこの研究をはじめました。不思議の国の旅は まだまだ継続中であります。