フォノグラム ~音の図形が織りなす幾何学模様~

フォノグラム

2011-09-04 00.59.50(ヴァイオリンの裏板、音のつながり方が見て取れます。)

板の一点を何かでたたいた時に出る打音をタッピングトーンといいます。

板のいろいろな場所におけるタッピングトーンを調べると場所ごとにタッピングトーンが異なっています。

同じタッピングトーンのする場所を繋ぐと等音線を描くことができます。

板上の等音線をすべて書き出し重ね合わせたものをフォノグラムと呼んでいます。

フォノグラムとは「音の図形」という意味です。

フォノグラムを調べることで共鳴板の各点の音のつながり方や音の分布の仕方が読み取れます。

フォノグラムを利用した楽器制作研究

 

初めてフォノグラムを描きとったのはヴァイオリン制作研究家の故・福永敏麻呂氏です。

フォノグラムを頼りに「音と形」の共同研究が始まったのは15年以上前にさかのぼります。

少しずつ楽器を削ってはフォノグラムの変化を細かく調べていきました。

研究を進めるうちに「形が音を決めるのではなく、音が形を決めている」ことに気が付きました。
2012-06-11 04.03.44

2012-10-14 17.15.14

2012-10-14 17.15.46(色の違いは音の違いを表しています。音同士が不協和関係のところが渦巻きとして現れます。)

音をすべて揃えるように削った形はどうなるだろうか?
そうして組み上げた楽器はどんな音色を奏でてくれるのか?

2014-10-10 22.49.11(等音構造に組み上げたヴァイオリンです。音が決めた形は自然です。)

いろいろなフォノグラムの図形パターン

2012-05-28 19.19.26jhyuiok

jhyuiokff2011-09-04 00.56.24

2011-08-31 18.06.362011-09-04 01.01.522011-09-03 23.09.042011-09-03 00.55.362011-08-31 18.41.382011-09-03 00.41.48