人体 ~膜と骨格の二重構造~(1)

「常に動いているところは病気にならない」  (華陀)
*華陀:三国志時代の外科医、医聖と呼ばれた*

人体は大きく分けると、動く部分と動かない部分に分けることが出来ると思います。
骨は変形することができませんから、動かすことができないパーツ(もの)と考えることができます。
そのほかは、基本的には動かすことができます。
骨格を繋ぐ関節、筋肉、靭帯、皮膚膜など全て動かすことができますし、
実際にいつも動いていなければなりません。

記事:心の履歴において、背骨の歪みと骨盤の傾斜についての関係性を述べました。
問題は、「どのようにすれば正しい位置に戻すことができるか?」です。
骨格を強引に正しい位置にもっていけば、その瞬間は治るかもしれません。
しかし、骨格の位置を決めているのは、筋肉のアンバランスなのです。
筋肉がアンバランスのままならば、いずれ骨格も元に戻ってしまいます。
では、筋肉のアンバランスはどうして引き起こされたのでしょうか?
いろいろな要因が考えられますが、生活習慣や怪我の後遺症が主なものだと考えられます。

現代人の生活は、何をするにも前かがみの姿勢になってしまいます。
デスクワーク、育児、介護、など何をするにも前かがみになります。
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これが長いこと習慣化すれば、それに合わせて、筋肉や靭帯が成長変化していきます。
ようは、一方方向の動きばかりしてしまうと、体は偏差を起こしてしまうということです。
これを防ぐには、習慣化しないような逆方向の動きを、
意識的に取り入れればいいということになります。
10人中8人は前かがみが原因ですので、簡単に言ってしまえば、
反る動きをすれば言い訳です。が、、、、、
人体というのはそんなに単純なものではありません。

この体を反らせる、骨盤を前方に回転させる動きは、
とてもたくさんの筋肉、関節、靭帯、組織が関与しています。
骨盤には内側からも外側からも筋肉がつながっており、
骨盤の動きの障害を引き起こしているのがどこなのか知らねばなりません。
逆に骨盤さえ治せば、数珠繋ぎに各場所が治っていきます。
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ヨーガ、太極拳、座禅、按摩、東洋医学、針灸、全てまったく違うにもかかわらず、
フォノグラムの観点からは同じに見えます。
手段が違うだけで、目的とする効果は同じなのです。
しばらくこれについて書いていきたいと思います。

*これはヴァイオリンのフォノグラムです*
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*フォノグラム「音図」は、膜の張力の違いを音の響きの違いで検出することにより、
どこに病巣の根本原因があるか探り当てることができます。
「音を合わすことによって共鳴状態を高くしていく」という 楽器制作上の原理 と
人体の整体治療が 同一の原理 であることを示すのがこのHPの目的の一つです。*
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つづく