圧電スピーカーを利用した実証実験 (過去の実験記録から①)

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フォノグラムの物理的実証が確認できたと思います。
スピーカーの開発実験で偶然が重なり、可能となりました。
意外にも簡単な発想でした。

それは圧電スピーカーを聴診器のように利用して、響きの違いをマーキングしたものは、
フォノグラムと一緒だということでした。
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フォノグラムは、共鳴版の一点における音の響きのつながり具合を、
含まれている音全てを耳で聞き取って射影図にしたものです。

圧電スピーカーは、周囲の共鳴を利用して鳴るスピーカーなので、
接触している共鳴状態が異なれば、それは異なる響きを出します。
また、圧電スピーカーを共鳴版の一点に固定し、ヤスリで、フォノグラムを修正していけば、
やはり全体の共鳴状態が変わりますので音色が変化することが確認されます。
(等音面というよりも等響面と言ったほうが正確でした。)
相当な屁理屈屋でない限り、スピーカーから出ている音の響きの違いが、
はっきりと確認できると思います。
この時、音源は同じCDの同じ曲を選んで聴き比べます。(再現性)
また、スピーカーから出ている音を振動数分析すれば、データとしての実証も可能です。
これはスペクトルアナライザーのフリーウエアー「WEB SPECTRAM」を利用しました。
縦軸に振幅、横軸に周波数をとれば、今何の周波数帯がどれだけ出るのか?
ということがわかりますが、これでは、動きすぎていて比較にはなりません。
そこで少し工夫して、動いた周波数の振幅の積算値を比較することにしました。
ある一定時間における、周波数の振幅の積算は、明らかに客観的な響きの違いを反映した量として、
利用することができます。
20130115230934caes(フォノグラムの渦巻きの中心にあたる部分、黒点)

2013011523095949as(フォノグラムの孤立特異点、白点にあたる部分、渦巻きの対になるところ。)

これを注意深く比較しながら、共鳴版の各点の共鳴状態を、
同じになるように削っていくことができれば、フォノグラムの能力がなくても、
同じことができる可能性があります。あくまで可能性ですが、
原理的には、ここまでオープンにしてしまえば、
何年、何十年かかるかはわかりませんが、フォノグラムと同値の理論的体型を築くことができるでしょう。

フォノグラムの、物理的側面についての実証の可能性が出てきたことにより、
音と形態に関する問題、(楽器製作、スピーカー製作など音響に関する形体に関する問題など)の謎が、科学的に解明される道がついたと思います。
フォノグラムを仮定しなくても、同じことができる可能性があるということです。