魔法の望遠鏡(2)

「無限」について考えています。以下はコッホ曲線というものです。

「極限」概念の例です。

kohhoこれはフラクタル図形の典型です。

部分は常に全体を含んでいます。全体は部分を含んでいます。

どんなに拡大しても、どんなに縮小しても
(無限に)このような図形が現れます。
このコッホ曲線は「時空的」概念です。

この図は動いています。

「ある極限に無限に近づいている」(時間的)

そして対象でもあります。 (空間的)

このコッホ曲線が空間的な「対象」になる時
時間的な「動き」はどこに行ってしまうのでしょうか?

それは、われわれの内部に「取り込まれて」しまいます。
ここに 「主体」と「客体」は未分離になってしまうのです。
これが「時空的」概念の特徴です

このようなものは物理学では扱えません。

なぜなら物理学は、「主体」と「客体」が分離した世界
を扱うからです。

「時間」のパラメーターや、「空間」のパラメーターを
当然のように独立にとっているのも
このことに起因していると思われます。

「主体」と「客体」の境界が薄れていくということは
時間概念と空間概念の分離が薄れていくということです。
(世界が融解?)

魔法の望遠鏡を覗くことができれば
何が見えるのでしょうか?

「無限」は「時間」と「空間」の境界にいつも立ちはだかります。

「無限」は「主体」と「客体」の未分離の境界線上に現れるのです。

essya-つづく